gallery ten 第11回
“ツチハダ” 展
菊地勝(陶)
2006年6月1日(木)〜7日(水) 12:00 〜 17:00
* 作家在廊日 :
菊地勝
1日(木)、7日(水)
太古の壁画を思わせる陶の 肌
懐 かしいようで
新鮮 でもある
今までもこれからも
ずっとこの肌合いがひきつがれてゆく
この場所だけ 時 がとまって
ずっとずっと 続 いてゆく
懐 かしいようで
新鮮 でもある
今までもこれからも
ずっとこの肌合いがひきつがれてゆく
この場所だけ 時 がとまって
ずっとずっと 続 いてゆく

今年の冬は、東北育ちの私も閉口するほどの猛寒、極寒でした。
にもかかわらず、裏の畑では、昨年蒔いた麦が20cmくらいに成長しています。
表土が10cmは凍る場所で、じっと春までがまんしていたのです。
この時期、ちょっと気温が上がれば、
植物はいままでのストレスを一気にはきだし、成長し、花を咲かせる。
近所の川では、冬の間、降り積もった雪が、
雪代となってごうごうと流れ落ち、棚田を満たしていきます。
今、生命と自然がたくましさをみせる季節に制作しています。
'06.3月記 <菊地 勝>

菊地勝 展
次回予告 2006年8月1日(火)〜7日(月)
栗原 慶(陶)・松岡 装子(ガラス)・相原 清子(金工) 三人展